














寺院の照明
京都東山にある、歴史ある寺院より、
紅葉シーズンを前に、既存照明の入れ替えと庭園灯による演出をご依頼いただき、合わせて本堂の一角に茶席を設けたいとご相談いただきました。
正面入り口にはふさ付きの特注デザインにて象徴的な照明を制作し、庫裏から本堂への動線を意識しつつ、その場に合わせた形・サイズにて複数台の照明を制作しました。
庭園には景色に合わせた形と高さのあかりを制作し、夜の庭の美しさが引き立つ配置としました。
本堂の一角には、お参りに来られた方々が気兼ねなくお茶を飲めるよう、座りやすい立礼卓を制作。立礼卓本体と椅子は、土のような自然な存在感と包み込むような柔らかさを意識し、マイクロセメントにて小手塗り仕上げとしました。
また、天板の炉には銅染スチールを使い、炉蓋にはお寺の紋をあしらいました。
建水にもなる排水用ボウルは銅にて制作し、吊り下げ照明は、小ぶりなふさ付き照明としました。
今回は特に「ふさ」をデザインに組み込んだ照明を多く作らせていただきました。
古くから場を清め、邪気を払うものとして用いられてきた「ふさ」。
そのふさを照明に組み込むことにより、優しくもあり、背筋が伸びるような神聖な空間になるよう願いを込めて制作させていただきました。
