江湖庵
築200年の古民家を改装した、カフェのあるはんこ屋。
印章木口彫刻師であり、書道家でもある庵主のために、仕事のスタンスや今後の展開、夢が実現できる場所として整えていきました。そして、夫婦二人で一緒に働く場所として、二人の想いを詰め込みました。
古民家の持つポテンシャルを活かすため、外からと室内からの眺めを意識して窓の大きさと位置を計画しています。
坪庭を背景に書を楽しめる場としてしつらえた和室には、床の間には庵主の書の掛け軸が掛けられます。草木が伸び放題だった坪庭も美しく甦り、季節の移ろいを楽しめるようになりました。