『書と照明』


今回ご紹介するのは、書家、篆刻家である斉藤江湖と私の二人で創る空間です。
斉藤江湖→http://www.koukoan.com/ リンクも貼ってあります「江湖庵」
2006,8 神戸で個展を行いました。
そこで、斉藤さんと私は向かい合わせでそれぞれの個展を開催することになり、お互いの作品をコラボレーションさせた「書と照明」という新しい空間表現にチャレンジ致しました。
そこでは、お互いの作品を最大限に生かした空間を創ろうと、1ヶ月以上ほぼ毎日のように打ち合わせを重ね、試作に試作を重ね発表したのが、上記の写真です。
彼の字を照らす為に創った照明。
私の照明に照らされて初めて意味を持つ書。
ステージでダンスをする「宴」
月明かりに照らされる「月夜の波」
水琴窟の壺の底で小さく響く「音」
人との繋がりが糸を紡ぐように絡み合い、繋がっていく「紡」
流れるような夢を月明かりの下で見る「夢」
時には酷であり、時には優しくもあり、時には強くも感じる太陽に照らされて輝く花を表現した・・・「陽」



  
私達の目指す心のある和む空間創り・・・それが二人の「書と照明」です。