草木と小屋

草木と小屋

30年前に建てられた木造の古屋のリノベーション。「見栄えが気になり何か隠す方法はないか」と相談をいただき、「堂々と見せられる小屋へのリノベーション」をご提案。庭の緑と一体となりながら、庭仕事が捗る見せる小屋へとリノベーションさせていただきました。

外装は杉板にキシラデコールを塗装。庭の雰囲気に合うよう調色しています。床は土足のまま上がれるように掃除のしやすいフロアタイルに。天井はシナベニア、壁は左官仕上げとしました。空間に温かみを添えるようにとデザインしたAtelier Key-menオリジナルの照明を小屋や庭にバランス良く設置しています。

小屋の名前はハワイ語で“緑豊か”や“草木生い茂る”といった意味を持つ「Ulu wehi wehi」。扉の横に銅製のネームプレートをあしらえました。

バラを中心に植えられた庭には、バードフィーダーがいくつも設置されており、小鳥たちが餌をついばみにやってくるそうです。小屋の中では挿し木や挿し芽などの作業をしながら、休日は1日庭いじりを楽しんでおられます。

Atelier Key-men担当箇所:基本設計、照明デザイン・制作・取付、内装デザイン・一部施工