今年の夏、京都のお寺さんからご相談がありました。
伝統あるお寺の良さを銅照明で表現出来ないかと。
何度かお打合せを重ねて、お庭の灯りや玄関灯、下の間の照明を制作させて頂く事になりました。
また、本堂の奥の間を茶室のように使えないかとのご相談があり、その場に合わせた形状の立礼卓(りゅうれいじょく)を制作させて頂きました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
百日紅の老木に添えた灯り
水音が美しい庭の小径を照らす案内灯
茶室の八角窓から見える銅の灯篭



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
玄関外には、場を清める房を吊り下げて。
下の間には、明るめに3灯の多灯照明を。
襖際に添えたのは鉤灯り。足元を優しく照らします。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
立礼卓は、木下地でモールテックにて仕上げました。窓に合わせて8角形に炉を切り、炉蓋にはお寺の家紋を入れさせていただきました。

納品の数日後、副住職からお茶と珈琲で和やかな特別茶席にお招きいただきました。
お寺の歴史や宗派のお話など、丁寧に教えて頂きながらのおもてなしが、とても心地よい茶席となりました。


お寺の在り方や宗教観、これからの存続や時代の変化、様々な要因を理解しこれからどうあるべきか。そんなことも一緒に考えながらの楽しいお仕事でした。
照明制作や空間作りで日本文化を守っていくことも、Atelier Key-men株式会社の仕事です。
何なりとご相談ください。
事の道理や成り立ちを踏まえた照明デザイン、日本の民藝のような自然な姿の照明も考案していく所存です。