昨年の夏終わりからデザインを始めた新作照明が完成しました。
寺院関連の照明に携わることが増え、意識的に仏教の教えを照明のカタチにしました。
この世の万物の成り立ちや人そのものの存在をも表す「五輪塔」をモチーフにしたフロアランプ。空風火水地の五つの要素をそれぞれのカタチに落とし込みました。
日本人として生まれ育った人生の中で、神や仏といった概念に常に触れて生きてきました。信仰とは縁の浅い家庭に育ったせいか、若い頃はイベント的な事柄やデザイン的要素として見る事が多かった神仏の存在でした。しかし、47年も年齢を重ねると自身のおかれたこの幸せな状況を感謝し、この気持ちの向けどころとして神仏に自然と手を合わせる自分がいます。
信仰と歴史、そこから生まれる文化の連なり。それらを全て知り吸収することは難しいですが、現代に生きる私が思う照明のカタチも少なからず文化の連なりの一つと考えます。

空 : ランプの透明感と光り輝く姿から無限に広がる空を連想
風:風に揺らぐ房は、風のように自由な存在。優しい解き放ちをイメージ
火 : 力強い炎と広がる暖かさを重なった2つの円錐に置き換え、導きの核とした
水 : 包容力と角のない優しさ、柔軟と均衡をイメージし銅リングを交差させ球体に
地 : 受け止め支える普遍の力強さをシンプルで直線的な円盤に表現
名前は、五姿灯 ごしとう。
色は、古色と焼き色の2色をご用意いたします。
オンラインショップ販売は只今準備中につき、お問合せは、メールにてご連絡下さい。
【仕様】
支柱、照明部: 銅製
ベース: 鉄(銅染)
房: 正絹製、Atelier Key-menオリジナル房(京都伝統工芸士による制作品)
付属電球種: E12白熱シャンデリア球 (LED電球対応可)
コード: 1.5mスイッチ付きコード
2月中頃に受注開始予定となります。